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不動産の豆知識 その93
東京都足立区にある北千住エリアは北千住駅を核として発展が続いているところです。
もともと東京都の北部において埼玉県、千葉県とを結ぶ交通の重要な拠点として機能していましたが、2000年に入る頃からはこのエリアそのものが急速な開発によって発展が進むようになっています。
そのため暮らす環境としての魅力も急上昇しており、賃貸物件の需要も高まっています。
そんな北千住エリアの賃貸物件はこのエリアならではの特徴・傾向と深く関わっています。
まず北千住駅が鉄道でのアクセスに非常に恵まれた環境にあること。
この駅にはJR常磐線、東京メトロ日比谷線、東京メトロ千代田線、つくばエクスプレス、東京スカイツリーラインが運行されているため、埼玉県、千葉県、さらには茨城県、栃木県からのアクセスに便利な上、東京メトロを使用すれば都心へのアクセスも容易という非常に恵まれた環境にあるのです。
こうした点から駅から徒歩10分圏内の賃貸物件の人気がやはり高く、10分以上の物件との間に家賃の差が見られます。
また北千住駅周辺は長い間もっぱら西口周辺の開発が進められていたため、商業施設はもちろん、新築マンションなども西口からのアクセスが基準となっていました。
しかしここにきて東口の開発も急速に進められるようになっているなど状況に変化が見られています。
とくに大きいのは複数の大学が北千住エリアに移転してきたことで、学生を対象にした賃貸物件が増加している点です。
単身者向けの間取り、家賃ともにほどほどの物件を見つけやすいエリアでもあります。
徒歩10分を超えると家賃が安くなると書きましたが、少々騒がしい面もある駅周辺に比べて10分程度も離れると閑静な雰囲気が漂う環境になるためこちらの方がよいという方もいるでしょう。
またこうしたエリアには築年数が経過した安いアパートもあるのでできるだけ家賃が安い物件に住みたい、という方にもお勧めです。
このように、北千住の賃貸物件は駅からの距離や開発状況によってバラエティに富んでいる面があり、自分に合った物件をうまく探していく工夫が求められます。