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今どきの住宅事情について

買うか借りるか

「マイホーム」というと、新築住宅のイメージが強いですが、近年は中古住宅という選択肢も増えているようです。
その背景には、単純にコストが抑えられるだけではなく、優良な中古住宅の増加やリフォーム技術の発達といった要因もあるようですね。
また、住宅そのものは増加していますが、持ち家と賃貸の居住割合については、6:3.5くらいを保っています。
時代による価値観の変化や転勤、近所付き合いの煩わしさ、防犯面など、賃貸のメリットも注目されているものの、今も多くの世帯にとって「マイホーム」を持つことは重要だと考えられているということでしょう。
一方で、昔と比べると若者の持ち家率が下がってきている点を見るとやはり金銭面や管理しやすさなどを優先して賃貸物件に住み続ける人も増えているようです。

マイホームか賃貸か、新築か中古物件か・・・・
正解は人それぞれです。
自分の状況や人生設計とそれぞれのメリット・デメリットを照らし合わせて選択することが快適な生活空間実現への近道だと私は考えています。

「2世帯住宅」の需要拡大

数年前から注目され、たまにCMなどでも見かける「2世帯住宅」。
戦後から徐々に核家族化が進行した日本ですが、近年では、マイホーム購入時に親の世帯と子ども世帯の2家族が一緒に住むための住宅「2世帯住宅」を検討する人が増えています。
また、2世帯住宅に祖父母の家族が加わった3つの世帯が同居する住宅「3世帯住宅」も広く知られるようになってきました。
核家族化によって親族の繋がりが薄れた現代で、2つ・3つの家族が一緒に住むということは、絆を強くしたり助け合えたりとメリットがたくさんあります。 特に、光熱費や食費、家事育児など経済的なメリットは家計に大きく影響するでしょう。
ただ、事前にデメリットも把握しておくことや、一緒に住む人との打ち合わせをしっかりしておかないとトラブルが起きてしまったりと難しい点もあるようなので、注意が必要です。
元々一つの家族で住んでいた住宅を2世帯住宅にリフォームする人も増えているので、事前にきちんと調べたり、業者を比較することが重要ですね。