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不動産の豆知識 その5

資産運用の選択肢として不動産の土地活用が注目されています。
とくにマンション・アパートといった賃貸物件の経営が収益性と安定性を備えた選択肢として話題となっています。
所有している土地の有効活用だけでなく、資産運用のために土地を購入するケースも増えています。
ただ不動産の土地活用を行う場合にはそれなりの知識が必要です。
また土地をどのような形で活用するかによって収益性やかかる費用などに違いが出てくるため、どれが自分にとってもっとも理想的な選択肢なのかをよく検討することも欠かせません。
もっとも注目を集めているアパート・マンション経営に関しては長いスパンで収益を得られる点が何よりも魅力です。
20年、30年といった期間を通して家賃収入の形で毎月確実な収益を得ることができます。
利益を上げられるだけでなく、投資に費やした費用を回収できるという点でも大きなメリットがあるのです。
そのため土地を持っていない人がローンを組んで購入して賃貸物件の経営をはじめるケースも増えています。
資産の評価額が高い点も魅力です。
ただしこの賃貸物件にはいくつかの不安要素もあります。
まず安定した家賃収入を確保することができるか。
賃貸物件には空室リスクがつきまといますから、あまり空室率が高い状態が続くと初期投資の費用を回収できないばかりか毎月の管理費用が赤字となってのしかかってくる場合もあります。
また、建物を含めた初期費用が高い点、万一経営に失敗した際に他の用途に転用するのが難しいといった注意点もあります。
他の不動産の土地活用では近年高齢者向けの住宅が注目を集めるようになっています。
介護サービス付きの住宅を建てて経営するケースです。
これは費用がかかるうえに転用が難しい、実現までに許可や手続きが必要といったハードルの高さこそありますが将来的な需要増が確実なため、長期間にわたって安定した収益が期待できる点が大きなメリットとなっています。
ほかにも転用性に優れた駐車場経営、都心部での需要増が見込めるトランクルームなども不動産の土地活用のケースとして挙げられるでしょう。