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不動産の豆知識 その44

建築物の耐震強度が不十分だったことが判明して補強作業をするようなニュースがチラホラありますよね。
実際、自分が住んでいる建物が地震にあっても倒壊せずに建っているかどうかは皆興味があると思うのですが、どうやって調べたらいいのかはあまり一般的に知られてないと思います。
一戸建てなら特に、最近建った家はともかく何年も前に建てたものなら耐震強度を調べるなんてことしてないでしょう。
そんな状態の建物にほんとうに住み続けて大丈夫でしょうか? 家族皆が寝静まった頃地震が起きて建物が倒壊したら大変なことになるのは明白です。
きっと来ない、きっと倒れないというのは希望でしかありません。
大きな地震はいつやってくるかわからないのに。
そもそも建物の耐震強度に興味が集まったのは大きな地震以降で、記憶に新しい所では熊本や東日本大震災あたりでしょうか。
阪神大震災ではビルが倒壊したり高速道路が崩れたりして、その様子がニュースで取り上げられていたので、多くの人に地震による建物の崩壊の恐ろしさは伝わったと思います。
恐ろしいとは思うけどまさか自分の家がと考えていてはいざという時困ります。
耐震強度を調べることはそんなに難しいことではありません。
耐震強度を調べるために、耐震診断を受けると地震に対する建物の強度がわかります。
耐震診断にかかる料金は、細かく調べて貰っても15万ほどです。
簡易的な検査であればその半額ほどで可能でしょう。
一度調べて貰っておけば安心ですし、補強工事が必要であればしておくとさらに安心です。
地震はいつどこで起きるかわからないものですし、あまり地震が起きない地域だからといって永遠に起きないわけではありません。
備えあれば憂いなしといいますし、避難経路や非常食と共に、建物の安全確保も重要なことではないでしょうか。
地震に強い家、安心できる住居を確保したいものです。