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不動産の豆知識 その31
家が欲しくなったときに、インターネットで注文住宅を請け負っている工務店やハウスメーカーを多数見つけることができます。
その中から理想にあったところを探していくことになるわけですが、比較検討の際に重要になるのがやはり費用です。
建売住宅に比べて自由度が高い分費用が高くなってしまうのが注文住宅の特徴ですから、予算内で建てられるかどうかを大前提にして探していくことが必要になるわけです。
工法や設備、デザイン性などさまざまな点で個性や実績をアピールしている業者がありますから、単に費用の安さだけで判断するのではなく、どの業者にどんな強みが合って、それが自分たちの希望にどれだけマッチしているのかをよく検討していくことが大事です。
その意味では費用の高い安いよりも希望に合った家を建ててくれるかどうかを重視して選んでいくことが第一と言えるでしょう。
そんな注文住宅探しではまず基礎材に注目が必要です。
基礎材には木材、鉄骨、鉄筋コンクリートなどの選択肢がありますが、一般的には鉄骨や鉄筋コンクリートを扱う業者が多いのが特徴です。
デザイン性を重視したい場合、あるいは二世帯住宅のために三階建ての家を建てようと考えている場合には鉄骨や鉄筋コンクリートでの施工実績が豊富な業者の方が適しているでしょう。
この基礎材は省エネや断熱性とも関わってくるので重要です。
原則として木造の方が通気性に優れており冷暖房をあまり使用せずに快適な暮らしができる家作りができます。
この点は先ほど挙げた鉄骨・鉄筋コンクリートのメリットと比較したうえで入念に検討していくようにしたいところです。
床暖房をはじめとした冷暖房環境を充実させたい方にとっても大事なポイントです。
もうひとつ、設備の問題にも注意してみましょう。
工務店は取引のあるメーカーの設備を安く購入できる一方、設備の選択肢がやや限られている傾向が見られるのに対し、ハウスメーカーはやや価格が高くなる分、最新の設備も含んだ豊富な設備の中から選べる自由度があります。
この点も業者の選択肢が多いインターネットでは事前によく確認したうえで判断したいところです。