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不動産の豆知識 その17

日本には注文住宅を扱っている住宅メーカーが多数あります。
それだけに自分にとってもっともよいところを見つけられるかどうかが鍵となるわけですが、探す際にはいくつかのポイントを踏まえたうえで効率よく探していきたいところです。
何しろ選択肢が多いだけに漠然と探しているといつまで経っても見つけられない可能性も出てきます。
注文住宅を依頼する住宅メーカーには大きく分けて工務店とハウスメーカーの2種類があります。
注文住宅を請け負っている住宅メーカーをインターネットで検索しようとすると知名度の高いハウスメーカーがズラリと結果に出てきます。
そのためどうしてもハウスメーカーの中から選んでしまいがちになるので注意が必要です。
規模は小さいながらも地域に根差した注文住宅のノウハウに優れた工務店も多いため、そちらもしっかりフォローできるような探し方が必要です。
ハウスメーカーと工務店の違いですが、ハウスメーカーの方が幅広い要望に応えて家作りが行える点が挙げられます。
大手のハウスメーカーともなると年間数百棟もの注文住宅を手がけているところも多く、設備や概観など多彩な要望に応えるノウハウを持っています。
一方工務店はある程度限定された範囲内で希望・条件を最大限に取り入れた家作りを行っています。
そのため最新の設備や流行のデザインには対応していないケースもよく見られます。
しかし一方では工務店の方が間取りなど細かいところで融通が利きやすい、価格を安く抑えられるといったメリットがあります。
設備なども選択肢は限られているものの、その工務店と付き合いのあるメーカーのものを選ぶことで通常よりも安く購入できることが多いのです。
ハウスメーカーの方はその点価格が高くなりがちです。
このように、注文住宅を探す場合には必ず工務店も選択肢に加えること、そのうえでひとつひとつのメーカーの長所・短所をしっかり把握しておくことが大事です。
あらかじめ工法や設備などをある程度絞った上で検索すれば条件にあったメーカーを絞り込んだ上で比較検討していくことができるのでお勧めです。